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Yarn 毛糸
 
ウール・ホリデー
 
3日目 3日目も晴れた穏やかな日になりました。 イェル島とアンスト島に行きます。

  イェル島では、クリエイティブ・インダストリー・センターに行きました。昔、この島には、 3 つの織物工場があったそうです。 ここでは、その伝統をもう一度よみがえらせようと、 ASF Shetland が立ち上げられ、作品を作っています。興味のある方は、 2 週間からの織物のコースがあるようです。このセンターの責任者のアンディーさんは、ロンドンのオペラハウスで歌手として活躍されていたのですが、今は、島にもどり、音楽を教えたり、この伝統の織物のために活動しています。ここで織られた作品は、唯一、シェトランド博物館で購入することができます。

 
 

  アンスト島では、レースの講習会がありました。 レースの先生は、ヘイゼル先生。(フェアアイルの先生と同じ名前でした。) ここでは、1プライの糸で、本にはさむ「しおり」を作ります。

しおりの編み方自体は、表編み、裏編み、掛け目、二目一度の組み合わせなのですが、糸の細さに慣れるまで時間がかかりました。 講習会では、編むところまでしかできなかったのですが、仕上げの仕方を教えていただきました。作品を水に浸し、乾いたタオルの上に、ピーンと張って、待ち針で端を留め、形を整えて、乾かします。実際にやってみると、この1プライの糸は、水に浸した後では、表情が、少し毛羽立ち、やさしく変わるのが印象的でした。また、糸が細い分、模様が繊細です。糸の魅力に出会う瞬間でした。

レースは、もう少しお預けと思っていましたが、ちょっと大作に、挑戦したくなりましたので、レースの博物館 ( アンスト・ヘリテイジ・センター ) で買ってきた編み図を、この冬、(未だ心の中で葛藤中ですが、) 挑戦してみようかと 思います。よく見ると、このデザインは、1800年代に作られた作品を復刻したもので、ヘイゼル先生が、その編み方の説明を作られていました。
残念ながら、編み物に集中してしまい、講習会の写真は、ないのですが、館内の作品の写真を少しアップします。

 

 

       
 

 

  船の時間が迫り、名残惜しいのですが、バスの運転手が迎えに来ました。 ラーウィックにもどります。久しぶりのバスツアーで、疲れました。
このレースの講習会は、特別に企画されたものなので、通常は、講習会はないそうです。
 
 
 
 
 
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