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Yarn 毛糸
 
ウール・ホリデー
 
2日目

 

晴れた穏やかな日になりました。
午前中は、ルナという場所にあるジョンさんのファームの羊を見に行きました。妊娠している羊は、冬の間、小屋の中で過ごすそうです。

 

 
午後は、エシャーネスというところまで行って、フェアアイルの講習会です。
 

エシャーネスの風景

       
 

教えてくださるのは、ヘイゼル先生。
最も早く編めるニッターのコンテストでチャンピョンになったそうです。リストバンド、ヘアーバンドかマフラーの中から、作りたいものを選びます。皆さん、編み方はいろいろでした。アメリカ人は、みんなアメリカ式で編むんだと勝手に思ってたら、そうでもなくて、フランス式の人もいました。私が、編み針2本で、作り目をしているとき、みんな、不思議そうに、「2本で作ったら、緩くなるでしょう?」 と聞いてきます。みんな編み針1本で作り目をするようです。みんな自分のやり方で作り目をし、模様のチャートを見ながら2本の糸で編んでいきます。先生は、個別にみんなの編み方を見て、アドバイスしたり、質問に答えていきます。

 
 

途中、みなさん、編むよりおしゃべりタイムになった頃、ヘイゼル先生が、いくつか作品を見せてくださいました。また、「私達は、こうやって編んでいるの。」とデモンストレーション。編み方は、糸は、右と左にもち、ニッティングベルトに 1 本針をさして固定して編みます。とても早かった。(さすがチャンピョン。) 早く編む工夫がもう一つありました。写真をとるのを 忘れたので、うまく説明ができないのですが、編地の裾のところ ( 編初めから 5cm くらいのところ ) に、長い糸を何本か糸を通してまとめ、そのまとめた糸の上に座り、編むのです。安定感が出て早く編めるのだと思います。先生の作品をよく見ると、使われている模様は、同じ模様が多かったです。色使いが違うので、全く別の作品に見えます。色使いを楽しんでいるのがよく分かります。

 
 

 

 

 

 

 

 

夜のイベントは、シェトランド・トレーダーのグッドルン・ジョンストンさんの展示会。グッドルンさんは、シェトランド生まれで、現在は、アメリカに拠点を置き、デザイナーの仕事をしています。デザインの原点は、シェトランドにあると仰っていました。

 
 
 
 
 
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