上記曲目説明中、リーからパガニーニまでは1967年にVirtuoso Recordsからリリースされたものの、CD初復刻盤。それ以外はシュタルケルが個人的に所有していた音源からの提供です。
パルナッサスならではの復刻盤。
曲目はチェロを専門に勉強した人以外には馴染みが無いものが多いですが、シュタルケル独特のエッジがはっきりとした演奏が披露されているます。
例えば、デュポールの練習曲13番は短い曲ではありますが、シュタルケルの演奏を「松脂が飛ぶ」と比喩されていることを思い起こさせるような演奏です。
シュタルケルの演奏を無伴奏で十分に楽しめる素晴らしいCDといえます。
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